夏合宿(2018/7/27-29)

投稿者: | 2018年7月30日

7/27~7/29の2泊3日で、長野県の霧ヶ峰高原にて、恒例の夏合宿を行いました。6年生は10名全員で参加しました。

6年生にとっては、高尾最後の夏合宿です。高尾サッカークラブの夏合宿のルールは、通常の「横割り」活動ではなく、合宿中はトレーニングを除いて、「縦割り」活動が中心となります。従って、自分の活動に加え、6年生がリーダーとして、3~5年の元気な弟分たちの面倒もみなければいけません。

トレーニングは、宿のヒュッテ霧ヶ峰さんが所有しているグラウンドを使用させていただきました。この日のために、きちんと整備されていて、非常に快適にトレーニングができました。今回のトレーニングのコンセプトは、「プレーの選択肢を増やすための技術を習得すること」です。この1年で、やっと「奪うこと」「仕掛けること」ができてきたので、次のステップとして、合宿前のこれまでの試合を分析し、足りない技術を強化するための基礎トレを中心に行いました。

夜は頭のトレーニングです。ミーティングは学年別に行いました。6年生は、パソコンとプロジェクターを持ち込んで、動画を使ったミーティングにチャレンジました。初日のミーティングは、サッカーのルールについて勉強しました。基本的なルールの確認としてルールテストを行いました。また、一番難しいルールである「オフサイド」を動画を使って説明しました。2日目のミーティングは、これまでの試合の中で、コーチが事前にいくつかの場面を選び、試合の動画を使って、コーチと選手でディスカッションしました。その後、グループに分かれて、選手達同士でディスカッションして、その結果をグループの代表に発表してもらいました。今後、改善して欲しいポイントについて、選手間の意識が高まったと思います。

霧ヶ峰高原は、陸上の高地トレーニングで使用されるだけあり、ランニングコースが整備されています。そのランニングコースを使って、56年でチームを編成し、チーム対抗の駅伝大会を行いました。思いの外?白熱したバトルとなり、盛り上がりました!

合宿恒例の「部屋対抗サッカー大会」を行いました。合宿中は、3~6年の縦割りで部屋割りをしているのですが、3~6年混合の部屋同士の対抗戦です。珍プレーあり好プレーありで、3~6年学年に関係なく、選手達はとてもリラックスして楽しそうでした。皆本当に純粋にサッカーが好きなんですね!

〇良かった点

最上級生として下級生の面倒をきちんとみれたこと。また、6年生チームとしても、良い関係が構築されたこと。

〇課題

今回は基礎トレ中心だったので、選手間でトレーニングに取り組む意識や姿勢に差が表れた。きちんと取り組んでいる選手は、確実に伸びています。「トレーニングは自分のためにやるもの」であって、コーチに怒られてやるものではありません。コーチの仕事は、怒ることではなくて、選手に「気づき」を与えることです。

「自分自身が変わらなければ何も変わらない」

次は8月の富士吉田遠征です。今回は6年生10人の単独チームで戦います。チームで一つになって頑張ろう!

最後に、霧ヶ峰ヒュッテの皆様、本部をはじめサポートしていただいた保護者の皆様、他学年のコーチングスタッフの皆様、3日間本当にお世話になりました!

楽しくサッカーできる環境に感謝!