投稿者「takaosc」のアーカイブ

<Vol.3>女子サッカーについて

こんにちは、高尾SCの天狗です。

6月7日からFIFA女子ワールドカップ2019 第8回フランス大会が開催されます。

第6回ドイツ大会では澤穂希選手が決勝アメリカ戦で延長後半、宮間選手のコーナーをニアに入って同店ゴールを決め、その後のPK戦を制し初優勝したあのシーンは私たちの胸に焼きついています。

前回カナダ大会は決勝でアメリカに敗れ準優勝でしたが、ここ最近の日本女子サッカーの進歩は目を見張るものがあります。

その影響で少女の選手が増えたことは日本のサッカー界だけでなくスポーツ界にとってとても有意義なことです。

私達のクラブでも女子選手が入部し、男子選手と一緒にサッカーをしている姿はサッカーというスポーツの素晴らしさを感じます。

私が府中で指導していた時に(古い話で年がばれますが)U12年代の澤選手の試合を見たことがありますが、彼女がチームを引っ張り男子選手にあたり負けなく、相手チームの男子選手の方がビビッてました(笑)。

試合開始の握手するのを相手チームの男子選手が照れていたことも思い出します。

その当時、女子選手がほとんどいなかった時代に澤選手を育成した府ロクサッカークラブのコーチングスタッフには敬意を表します。

澤選手は間違いなく日本女子サッカーをけん引しました、本当に感謝です。

さあ、なでしこジャパンがどんなサッカーを見せてくれるか楽しみです。

少女たちの夢をのせて躍動し活躍することを期待します。

皆様で高倉なでしこジャパンを応援しましょう。

頑張れ!なでしこJAPAN!!

<Vol.2>育成の原点

<育成の原点>

こんにちは、高尾天狗です。

小学生からサッカーを始め、大学生から出身クラブのOBとして少年サッカーの指導に携わり、高尾SCで多くの選手を育成してきました。

 

当初は、市民大会に優勝するぞ、都大会に出るぞと指導していました。

それなりに結果がでましたが、中学・高校とサッカーを続ける子供、活躍する選手が出てこない。

「どうしてなんだ」「何かおかしい」と悩んでいた時に、池上正さんの著書に出会いました。

やっぱりそこが肝かと腹に落ちました。

選手はコーチ(他人)が指示してプレーするのではなく、選手が自ら考え判断してプレーすることが一番大事だと教えてくれました。

これは、生きていくこと、人生そのものです。

 

私には、3人の息子がいます。

長男、次男とも私が指導に関わりましたが、この時代の選手達にはここでお詫びするしかありません。

選手達の可能性を潰してしまっていたことを。

今、育成していることの半分も指導できていないことを。ごめん。

 

その後、私の育成方針は変わりました。

「選手に考えさせよう」「リスクを冒して(失敗を恐れずに)チャレンジさせよう」これがすごく難しい、我慢の連続、まだ発展途上で道半ばです。

サッカーはボールをゴールに入れる(入れさせない)シンプルなスポーツです。

選手達は、ゴールのために考え、動き、ボールをゴールに入れる(入れさせない)。

シンプルだけど、なかなかゴールできないスポーツがサッカーの奥が深いところです。

だからこそ、世界で最も人気のあるスポーツがサッカーだと思います。

子供達が、サッカーをすることは、英語を習得すること以上に、コミュニケーションツール(世界共通ツール)を得ることになると考えています。

日本代表監督をされたイビチェオシムさんは言いました。

「サッカーに人生のすべてがあると」もちろん、スポーツには勝ち負けがあることは、すごく大事なことです。

 

しかし、U12年代は、勝負にこだわり過ぎては駄目だと痛感しています。

このコラムは、私の懺悔から始まりましたが、サッカーの偉大さに感謝してこれからサッカー指導に関わって気が付いたことを話していきます。

 

また、皆様とお会いできることを楽しみに。

 

<Vol.1>高尾天狗のひとり言

こんにちは、高尾サッカークラブの天狗です。

高尾SCは、高尾山の麓の選手達が集まった創部40年を迎えたサッカークラブです。

 

高尾山は、都心から近く、ミシュランガイドで紹介され、外国人も多く年間300万人が訪れる世界一の山です。

都心から近い高尾山(599m)は、イギリス全土に自生する数に匹敵する1600種以上の植物、100種以上の野鳥、5000種以上の昆虫が生息しているといわれています。

高尾山の自然の豊かさは、力強く生き物たちが生き、高尾山薬王院有喜寺が「殺生禁断」の教えで守り続けているためです。

 

高尾SCの選手達も、高尾山のように力強く生きる力を、サッカーを通して身につけ成長することを願っています。

これから不定期ですが、サッカー指導や育成に関することなどをコラムにしますので、ご一読いただけるとありがたいと思います。

 

では、またお会いしましょう。