桜が咲き、木々や草花が彩り生命感溢れる季節になりました。このコロナ禍で国際試合が全く実施されませんでしたが、日本サッカー協会や関係者の尽力でフル代表、U24日本代表の試合が観客を入れて行われました。テレビの前でやっと始まったなというのが印象で、サポーター達の声援がなく手拍子や太鼓での応援でしたが、久しぶりに楽しみました。
U24日本代表は強豪、アルゼンチンU24代表を招き、初戦は0対1で落としましたが2戦目は3対0で完勝でした。この年代は今まで対人プレーが弱い印象がありましたが、デュエルが本当に良くなった、負けてない。特に、海外に挑戦している選手たちの成長は目を見張るものがあります。以前に、池上正 氏と話したときに「若い年代が海外に挑戦することは大切なこと」と話していたことを思い出しました。
U12年代の育成にも「ボールを奪う」ことは重要な基礎の一つだと考えています。すごいドリブルやキック力がなくても、これだけができればとも思います。相手との間合い・読み、身体の使い方、ポジショニング様々なことを判断してボールを奪う、これが自然にできるプレー(習慣)になれば素晴らしいことです。
U12年代の育成でここが弱いと感じています。これからしっかり指導しデュエルが習慣のプレーとして身につけ、中学年代へ繋げていきたいと思います。「デュエルは基礎」高尾の選手たちは、へそビームとニトリだからね。